循環というと、モノが同じ場所でぐるぐる回る姿を想像しがちです。でも実際の循環は、場所と人の間を移動します。
都市に不要なものが、地域では必要になる。地域で生まれたものが、都市の暮らしを支える。循環は「つながり」の話でもあります。
FACT
環境省の白書では、江戸の都市と周辺農村の関係を紹介する中で、都市から出るし尿や灰などが農村で肥料等として利用され、一方で米や野菜などが都市へ供給された例が説明されています。
都市と農村は、片方だけで完結していたわけではありません。それぞれが持っているものを交換しながら、関係をつくっていました。
POINT
資源の価値は、「何であるか」だけでは決まりません。どこにあるか。誰が必要としているか。どう運ぶか。何と交換されるか。
地域が変わると、価値も変わります。循環を考えるとき、会社の敷地の中だけを見るのではなく、地域全体へ視野を広げる意味があります。
NOW
現在、環境省は「地域循環共生圏」という考え方を進めています。環境だけでなく、経済や社会も一緒に良くする地域づくり。Seeseeが考える社会環境も、これと重なる部分があります。
企業。社員。食。農家。農地。地域。
たとえば福利厚生米も、「社員に米を配る」だけで終わらせず、社員の暮らしを支える。農家の仕事につながる。農地を次世代へ残す。地域との関係をつくる。そんな循環として見ることができます。
QUESTION
御社の仕事は、会社の外で、どんな人や地域につながっているでしょうか。