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HITO TSUNAGI / 019

在庫調整・不良品は全部廃棄?「まだ使える価値」を残すための確認順

余剰在庫、旧モデル、不良品、端材を、品質・安全・ブランド・再加工・部品利用・再資源化の順で整理します。

まず3分で

売れ残った在庫、仕様変更で使わなくなった部材、外観不良品、旧モデル、端材。

こうしたものは、『販売できない』ことと『価値がない』ことが同じとは限りません。

循環経済では、廃棄物にしてからリサイクルするだけでなく、長期使用、再使用、再製造、二次流通、部品利用など、価値をできるだけ保つ考え方が重要です。

WHY UNSOLD

通常販売できない理由

01品質規格・性能
02安全使用可否
03外観傷・包装
04在庫余剰・旧型

1|最初に「なぜ通常販売できないか」を分ける

品質不良、安全上の問題、外観傷、包装不良、旧型化、過剰在庫、ブランド方針など、販売できない理由はさまざまです。

理由が違えば、選べる出口も変わります。

2|安全・法令・品質を最優先する

安全性に問題がある製品、法令や規格に適合しないもの、品質保証できないものを、無理に二次流通へ回してはいけません。

再使用を考える場合も、品質部門や法務、製造、営業など必要な部門で確認します。

VALUE PATH

残せる価値を探す

01再販売条件を満たす
02再加工規格へ戻す
03部品利用一部を活かす
04再資源化素材へ

3|再加工・部品利用・社内利用の可能性

再加工で規格に戻せる、部品として使える、社内の教育用・検証用に転用できる、素材として分離できる場合があります。

ただし、製品によってはブランド管理や機密情報、知的財産、製造物責任などの確認が必要です。

4|廃棄物になる前の管理が重要

用途や出口が決まらないまま長期間保管すると、場所を取り、劣化し、在庫管理も複雑になります。

発生理由・数量・保管期限・判断担当・出口候補を台帳化しておくと、廃棄直前の慌ただしい判断を減らせます。

BACK TO SOURCE

発生原因へ戻る

01量を記録どれだけ出る
02理由を分類なぜ余る
03入口改善発注/設計/工程
04減らす廃棄前に抑える

5|『発生しない仕組み』へ戻す

余剰が繰り返し出るなら、処分先を探すだけでなく、発注量、ロット、設計変更、販売予測、製造歩留まりなど入口へ戻って考える価値があります。

まずは、余剰や不良品が発生する原因を減らすことから考えます。

自社で考える

判断の例|包装の傷と、安全性の不良を分ける

包装だけに傷がある物と、性能や安全性に問題がある物では、検討できる出口が異なります。まず品質担当が販売不可の理由を整理し、再検査・再加工・部品利用など、許容できる範囲を決めます。「少し安くすれば売れる」という営業判断だけでは進めません。

処理する場合も、機密やブランド表示をどこまで残せるか、破壊や証明が必要かを確認します。リユース率を上げることより、不適切な製品が再流通しないことを優先する場面があります。

よくある質問

Q. 不良品でも売却できますか?

製品の安全性、品質保証、法令、ブランド管理などを確認する必要があります。無理な二次流通は避けます。

Q. 在庫品は廃棄物ではないのですか?

名前だけでは決まりません。実際の使用・販売・取引・保管状況等を確認して判断します。

Q. 毎年同じ在庫を廃棄しています。

処分先だけでなく、発注量・ロット・設計変更・需要予測など発生原因へ戻って確認します。

SOURCE|根拠を確認する

編集更新:2026年10月9日。制度・統計は掲載した資料の対象と時点をご確認ください。

SOURCE / EDITORIAL POLICY

出典と更新について

主な確認先:環境省・資源循環関連一次資料。制度や統計、自治体の取り扱いは変わることがあります。ご判断の際は、掲載した出典と関係機関の最新情報をご確認ください。事実とSeeseeの解釈・問いを分け、分からないことは分からないと扱います。