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HITO TSUNAGI / 017

梱包材・パレット、本当に全部廃棄物?返却・再使用・再資源化の順で考える

段ボール箱、通い箱、緩衝材、木・樹脂パレットなどを、所有者、返却ルート、再使用、修理、再資源化の順に整理します。

まず3分で

工場や倉庫には、毎日のように梱包材やパレットが入ってきます。

でも、荷物から外れた瞬間に全部が『ごみ』になるわけではありません。

返却するもの、繰り返し使うもの、修理して使えるもの、素材として再資源化するもの。まずは役割と所有者を確認します。

FIRST CHECK

処分前に確認する4つのこと

01所有者自社/取引先/レンタル
02返却戻すルート
03再使用そのまま使える
04再資源化素材へ戻す

1|最初に「誰のものか」を確認する

レンタルパレット、取引先所有の通い箱、デポジット品などは、自社が自由に処分してよい物とは限りません。

現場だけで『不要だから廃棄』と決めず、契約、表示、取引先ルール、資産管理を確認します。

2|再使用できるなら、リサイクルより先

循環型社会形成推進基本法では、発生抑制、再使用、再生利用の順が基本です。ただし、環境負荷の低減に有効な場合には、この優先順位によらない場合もあります。

パレットや折りたたみコンテナ、通い箱などは、繰り返し使える仕組みが成立すれば、毎回の廃棄を減らせます。

国土交通省でも、物流標準化の一環としてパレット規格・運用の標準化や循環システムが検討されています。

PALLET LOOP

パレットは循環できる

01入荷荷物と入る
02使用構内・保管
03回収返却・共同利用
04修理/再資源化次へ

3|壊れたら、すぐ廃棄ではなく修理の可否を見る

板の一部が傷んだ木製パレット、部品交換できる容器などは、修理で延命できる場合があります。

安全性、強度、衛生、輸送品質などの条件を満たせるか確認したうえで判断します。

4|素材ごとに出口を分ける

段ボール、木、樹脂、金属、発泡材などは、同じ『梱包材』でも出口が違います。

混載すると再資源化しにくくなるため、発生場所で分ける方が管理しやすいことがあります。

MATERIAL

梱包材を素材で分ける

01紙段ボール等
02木木製パレット
03樹脂通い箱・緩衝材
04金属金属枠・部材

5|物流と廃棄物管理を別々にしない

パレットや梱包材は、調達・物流・倉庫・総務・廃棄物管理の境界にあります。

『廃棄物担当だけ』で見るより、物流の戻り便、取引先返却、保管スペース、回収頻度まで一緒に見ると改善点が見えます。

自社で考える

現場で試す|「返す」「使う」「処理する」を置き分ける

同じ木製パレットでも、取引先へ返す物と、自社で処理を決められる物が混在すると判断が止まります。所有者や契約を確認し、返却待ち、再使用候補、処理対象を識別できるようにします。積み方や置き場は、安全と通路の確保を優先します。

廃棄する場合、貨物の流通に使用した木製パレットには産業廃棄物としての扱いがあります。単に「木だから一般ごみ」とせず、用途と発生状況を確認します。

よくある質問

Q. レンタルパレットは処分できますか?

契約や所有者の確認が先です。自社の所有物でない場合、勝手に処分しないよう注意します。

Q. 壊れた木製パレットは全部廃棄ですか?

安全性・強度などを満たせる修理や部材利用が可能な場合があります。

Q. 梱包材は一括で回収してもらう方が楽ですか?

管理は楽でも、素材価値が下がることがあります。分別と管理負担を比較します。

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編集更新:2026年10月9日。制度・統計は掲載した資料の対象と時点をご確認ください。

SOURCE / EDITORIAL POLICY

出典と更新について

主な確認先:環境省・資源循環・再使用関連一次資料。制度や統計、自治体の取り扱いは変わることがあります。ご判断の際は、掲載した出典と関係機関の最新情報をご確認ください。事実とSeeseeの解釈・問いを分け、分からないことは分からないと扱います。